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09月24日-05号

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  1. 三好市議会 2014-09-24
    09月24日-05号


    取得元: 三好市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    平成26年 9月定例会議        平成26年三好市議会9月定例会議会議記録(第5号)             平成26年9月24日(水曜日)〇議事日程   午前10時01分開議  日程第1 認定第 1号 平成25年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について       認定第 2号 平成25年度三好市水道事業会計決算の認定について       認定第 3号 平成25年度三好市病院事業会計決算の認定について  日程第2 議案第50号 三好市地域情報化計画審議会条例の制定について       議案第51号 三好市ケーブルテレビ条例の一部を改正する条例について       議案第52号 三好市総合計画策定審議会条例等の一部を改正する条例について       議案第53号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について       議案第54号 財産の無償貸付けについて(河内地域多目的施設)       議案第55号 三好市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について  日程第3 議案第56号 三好市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について  日程第4 議案第57号 三好市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について       議案第58号 三好市養護老人ホーム条例の一部を改正する条例について       議案第59号 三好市重度心身障害者等に対する医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について       議案第60号 三好市国民健康保険診療施設設置条例の一部を改正する条例について       議案第61号 三好市営住宅条例の一部を改正する条例について  日程第5 議案第62号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第4号)  日程第6 議案第63号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議案第64号 平成26年度三好市国民健康保険市立三野病院特別会計補正予算(第1号)  日程第7 請願第 4号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費の助成の拡充に関する請願       請願第 5号 「三好市手話言語条例(仮称)」の制定を求める請願書       請願第 6号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める請願書  日程第8 陳情第 2号 徳島県三好市東祖谷西山地区における山腹大規模崩壊に関する陳情       陳情第 3号 有瀬地区林道開設事業について       陳情第 4号 池田町馬路 堂の久保地区水道新設についての陳情書       陳情第 5号 簡易水道整備陳情書  日程第9 陳情第 6号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を国に求めることに関する陳情        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ  追加  追加日程第1 市長の追加提出議案の説明  追加日程第2 議案第65号 平成26年度三好市養護老人ホーム若宮荘改築工事の請負契約について  追加日程第3 議案第66号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第5号)  追加日程第4 議案第67号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  追加日程第5 発議第 2号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について  追加日程第6 発議第 3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出について  追加日程第7 議員派遣の件        ──────────────────────〇出席議員(22名)   1番  竹 内 義 了 君         2番  近 藤 良 仁 君   3番  西 内 浩 真 君         4番  古 井 孝 司 君   5番  仁 尾 健 治 君         6番  吉 田 和 男 君   7番  多 田   敬 君         8番  中   耕 司 君   9番  柿 岡 敏 弘 君        10番  並 岡 和 久 君  11番  天 羽   強 君        12番  千 葉 清 春 君  13番  美 浪 盛 晴 君        14番  平 田 政 廣 君  15番  木 下 善 之 君        16番  大 浦 忠 司 君  17番  平 岡 進 治 君        18番  立 川 一 広 君  19番  三 木 和 弘 君        20番  西 谷   清 君  21番  伊 丹 征 治 君        22番  山 子 凱 雄 君        ──────────────────────〇欠席議員(0名)        ──────────────────────〇地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長      黒 川 征 一 君    副市長     新 居 政 昭 君  教育長     倉 本 渟 一 君    総務部長    近 泉 裕 久 君  総務部次長   森     仁 君    企画財政部長  伊 原 清 幸 君  環境福祉部長  大 西 道 夫 君    福祉事務所長  岸 本 和 宏 君  産業観光部長  檜 尾 良 和 君    建設部長    山 下 昌 稔 君  建設部次長   喜 多 金 男 君    教育次長    松 丸 忠 仁 君  会計管理者   吉 村 光 代 君    秘書広報課長  小 林   昭 君  財政課長    山 口 頼 政 君    保険医務課長  大 西 順 一 君  長寿・障害福祉課長            林業振興課長  斉 藤   稔 君          梶 芳 青 児 君  管理課長    山 本 牧 男 君    水道課長    細 田 義 秋 君        ──────────────────────〇事務局職員  事務局長    佐 藤 隆 久 君    事務局次長   西 村 章 彦 君  事務局主任   福 原   聡 君        ──────────────────────            午前10時01分 開議 ○議長(大浦忠司君)  ただいまの出席議員数は22名であります。定足数を満たしておりますので、これより平成26年三好市議会9月定例会議5日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第5号)のとおりでございます。 ここで皆様にお諮りをいたします。 本日の各議員の発言時間は、委員長報告に対する質疑及び討論は5分以内、追加議案に対する質疑は1議題につき15分以内、討論は5分以内といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑及び討論は5分以内、追加議案に対する質疑は1議題につき15分以内、討論は5分以内と決定をいたしました。 次に、委員長報告に対する質疑の範囲は、審査の経過及び結果に対する報告についてすることといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑の範囲は、審査の経過及び結果に対するものとすることに決定をいたしました。 それでは、これより議案の審議に入ります。        ────────────────────── △日程第1 認定第 1号 平成25年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について      認定第 2号 平成25年度三好市水道事業会計決算の認定について      認定第 3号 平成25年度三好市病院事業会計決算の認定について △日程第2 議案第50号 三好市地域情報化計画審議会条例の制定について      議案第51号 三好市ケーブルテレビ条例の一部を改正する条例について      議案第52号 三好市総合計画策定審議会条例等の一部を改正する条例について      議案第53号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について      議案第54号 財産の無償貸付けについて(河内地域多目的施設)      議案第55号 三好市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について △日程第3 議案第56号 三好市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について △日程第4 議案第57号 三好市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について      議案第58号 三好市養護老人ホーム条例の一部を改正する条例について      議案第59号 三好市重度心身障害者等に対する医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について      議案第60号 三好市国民健康保険診療施設設置条例の一部を改正する条例について      議案第61号 三好市営住宅条例の一部を改正する条例について △日程第5 議案第62号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第4号) △日程第6 議案第63号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議案第64号 平成26年度三好市国民健康保険市立三野病院特別会計補正予算(第1号) △日程第7 請願第 4号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費の助成の拡充に関する請願      請願第 5号 「三好市手話言語条例(仮称)」の制定を求める請願書      請願第 6号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める請願書 △日程第8 陳情第 2号 徳島県三好市東祖谷西山地区における山腹大規模崩壊に関する陳情      陳情第 3号 有瀬地区林道開設事業について      陳情第 4号 池田町馬路 堂の久保地区水道新設についての陳情書      陳情第 5号 簡易水道整備陳情書 △日程第9 陳情第 6号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を国に求めることに関する陳情 ○議長(大浦忠司君)  日程第1の認定第1号 平成25年度三好市各会計歳入歳出決算の認定についてから日程第9の陳情第6号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を国に求めることに関する陳情までの市長提出議案18件、請願3件、陳情5件の合計26件を一括して議題といたします。 一括議題の各案件については、去る9月11日の本会議において決算審査特別委員会及び所管の常任委員会に付託しておりますので、この際、審査の経過並びに結果について各委員長の報告を求めます。 初めに、決算審査特別委員長の報告を求めます。 決算審査特別委員長伊丹征治議員。 伊丹議員。 ◆決算審査特別委員長(伊丹征治君)  決算審査特別委員会委員長報告。 決算審査特別委員会の報告を申し上げます。 本委員会は、今期定例会議において付託されました認定第1号、認定第2号、認定第3号の決算認定の3件の審査のため、9月12日に委員会を開催いたしました。 出席委員は19名であり、付託されました議案について慎重に審査を行いました結果、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、提出案件は全て原案のとおり認定すべきものと決しました。 以下、審査の過程におきまして特に議論されました事項について、その概要を申し上げます。 認定第1号 平成25年度三好市各会計歳入歳出決算の認定についての一般会計歳入、市税に関して、委員より、市民税等の滞納処分、不納欠損を行った経緯はとの質疑があり、関係部署から、地方税法や国税徴収法に基づき、地方税法第15条の7第5項、相続財産法人の競売等により全財産を売却し、今後の回収見込みがなく、執行停止と即時欠損となったもの、地方税法第15条の7第4項、資力がなく、滞納処分の執行停止後3年間の継続により時効となったもの、地方税法第18条、滞納処分できる財産がなく、生活困窮、死亡、転居先不明などで、5年間継続により時効となったものについて欠損処理を行っているとの答弁がありました。これを受けて、委員より、非常に厳しい経済情勢の中でやむを得ない事情もあると理解するが、自主財源の確保からも徴収率向上に向けた努力が必要であるとの提言がありました。 また、歳出に関して、委員より、地方債現在高のうち、発行別の割合はとの質疑があり、関係部署から、主なものとして財政融資資金が全体の59.6%、旧郵政公社資金が11.5%、市中銀行資金が24.4%などとなっているとの答弁がありました。 次に、地方債の金利負担を考慮し、繰上償還を一層すべきと考えるが、公的資金、民間資金の繰上償還はどのような制約があるのかとの質疑があり、関係部署から、公的資金については基本的に認められていないが、平成19年度から平成21年度までの間、財政健全化を条件として保証金免除の繰上償還が可能となり、平成4年5月31日までに借り入れた年利5%以上の旧資金運用部及び旧簡易生命保険資金について繰上償還を行った。また、民間資金の繰上償還については制約がないので、今後とも可能な限り、後年度の財政負担の軽減を図るため、繰上償還を行いたい。なお、借入地方債現在高のうち、金利が最も高い地方債は年利6.5%であるとの答弁がありました。 なお、認定第2号及び認定第3号の審査経過、その他詳しい内容につきましては、審査報告書として議長に提出しておりますので、事務局にて御高覧ください。 以上、決算審査特別委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(大浦忠司君)  以上で決算審査特別委員長の報告が終わりました。 委員長報告はいずれも認定であります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。 質疑ございませんか。 美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  委員長さんにお尋ねいたします。 1ページ目、原稿いただいておりますが、審議の経過の段階で、こういうおまとめでいいのかどうか、ちょっとお尋ねいたします。 下から8行目、地方税法第15条の7第4項と書いておりますけども、御発言は第5項というふうになされましたが、それでよろしいんでしょうかということ、それと裏面2ページの上から2行目ですが、財政融資資金という表現でよろしいんでしょうか、という2点でございます。            (決算審査特別委員長伊丹征治君「私がただいま美浪議員の御質問のことにつきまして、私の報告の申し上げたとおりでございますが、なおその時点でこの今の問題について御質問があった経緯について、答弁をされた方どなたでしたか。今、美浪さんから指摘がありましたことについて答弁をされた方」と呼ぶ) ○議長(大浦忠司君)  委員長、この書いとんの多分読み間違うたと思いますわ。読み間違いやったと思います。            (決算審査特別委員長伊丹征治君「ああ、ほうですか」と呼ぶ) 第15条の7第4項を第5項と言うただけのことでございます。            (「基本的にどうでも良い」と呼ぶ者あり)            (決算審査特別委員長伊丹征治君「ああ、この第15条の7第4項を第5項と言うたんですか」と呼ぶ)            (「読み間違え」と呼ぶ者あり) 読み間違いじゃと思います。            (決算審査特別委員長伊丹征治君「読み間違いを今指摘されておりますか」と呼ぶ)            (「そうそう」と呼ぶ者あり) そうですね、美浪議員。            (決算審査特別委員長伊丹征治君「それで読み上げが読み間違いとして訂正を委員長はいたします。それでよろしいですか」と呼ぶ)            (「財政融資はオーケーです。後段の分は合ってますから」と呼ぶ者あり) 個々に言わないように、手を挙げて。            (決算審査特別委員長伊丹征治君「ほんなら、2つ目のことについてはいかがですか。それは合ってますか。美浪議員、どうですか」と呼ぶ)            (13番美浪盛晴君「いや、何か字を抜かし……」と呼ぶ) 美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  字を抜かしてるんではないかと思いましたんですが、その点で確認をさせていただきます。 ○議長(大浦忠司君)  確認であります。            (決算審査特別委員長伊丹征治君「もう一度初めから指摘箇所をおっしゃってください」と呼ぶ) 美浪議員。
    ◆13番(美浪盛晴君)  主なものとしては、財政融資資金がということを書いてございます。第2問目ですが、主なものとしては財政融資資金が全体の59.6%ということでしたけれども、この……。 ○議長(大浦忠司君)  これでよろしゅうございますかということです。            (決算審査特別委員長伊丹征治君「それでは、今の主なものとしてから、ちょっと再度読み直してはどうかということでございますので、読み直させていただきたいと思います。主なものとしては、財政融資資金が全体の59.6%、旧郵政公社資金が11.5%、市中銀行資金が24.4%などとなっているとの答弁がありましたということを読み上げましたが、私がどこかで間違うとったんですかね」と呼ぶ)            (13番美浪盛晴君「いえ、わかりました」と呼ぶ)            (決算審査特別委員長伊丹征治君「よろしいですか」と呼ぶ) いいですか。            (13番美浪盛晴君「それじゃったらよろしいです」と呼ぶ) ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長山子凱雄議員。 山子議員。 ◆産業建設常任委員長山子凱雄君)  おはようございます。 産業建設常任委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました市長提出議案2件、陳情4件の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、市長提出議案、陳情は全て原案のとおり可決、採択であります。 以下、審査の過程におきまして特に議論されました事項について、その概要を審査経過順に報告いたします。 初めに、議案第62号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第4号)、5款農林水産業費、2項林業費、2目林業振興費高性能林業機械導入補助金で、委員より、特殊な機械で操作が難しいと思われるが、機械操作に資格は必要かとの質疑があり、関係部署から、県の講習会を受講していただく必要があるとの答弁がありました。関連して、他の委員からは、機械操作は多くの者ができるようになれば作業効率が上がる。機械導入補助金を交付するのであれば、資格取得者をふやす指導もしてほしいとの趣旨で提言がありました。 続いて、7款土木費、3項河川費、5目緊急危険箇所対策事業費で、委員より、市道箸蔵学校線の工事について説明を求めるとの質疑があり、関係部署から、当該路線内にある箸蔵橋の橋脚基礎部分が長年の洪水時出水により洗掘された不安定な状況であり、安全確保の観点から、平成26年6月16日から全面通行止めとしている。警備員の配置、誘導により通学児童や地域住民の安全確保を図ってきたところだが、一日も早い復旧が急務であることから、緊急措置として当初予算の既決予算を流用して対策工事を実施中であり、今回の予算補正は流用補填である。工事内容については、橋脚基礎の洗掘された部分に特殊なモルタルを注入すると同時に、今後基礎部分が洗掘されないように特殊な保護を施したとの答弁がありました。 続いて、7款土木費、5項住宅費、1目住宅管理費住宅耐震改修補助金で、委員より、住まいの安全・安心なリフォーム支援事業とは、簡易な耐震化リフォーム工事に補助金を交付する事業のようだが、市民にわかりやすい説明を求めるとの質疑があり、関係部署から、住宅の地震対策は耐震補強が最も効果的であるが、経済的な理由で大がかりな耐震改修ができない場合に、簡易な耐震化工事や家屋が倒壊しても一定の空間を確保することで命を守る措置として、耐震シェルター耐震ベッドの設置工事に最大100万円を補助するものであるとの答弁がありました。 続いて、空き家除却補助金で、委員より、老朽危険空き家除却促進事業補助金交付の条件はとの質疑があり、関係部署から、家屋が倒壊すれば道路を閉塞し、通行や災害時の避難に支障を及ぼすおそれのあるもの、または住環境の悪化等、近隣住宅に悪影響を与える原因となっているもの、公共事業実施に伴う移転除却でないこと、新築、建てかえに伴う除却でないこと、同一敷地内に居住の実態がないことなどが条件となっている。また、空き家除却後の土地の適正管理として、補助事業完了から3年以内に住宅等の建築や土地の売買、賃貸借ができないこととしているとの答弁がありました。これを受けて、委員より、よい事業だが、補助金交付の条件が多く、利用しづらくなっているのではないかとの質疑があり、関係部署から、補助金という観点から交付要綱で条件を設けている。今年度始まったばかりの事業であり、さまざまな要望をいただいているので、今後の検討課題としたいとの答弁がありました。 続いて、陳情第2号から陳情第5号については、異議なく採択すべきものと決しました。 なお、その他詳しい内容につきましては、審査報告書として議長に提出しておりますので、事務局にて御高覧ください。 以上、産業建設委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(大浦忠司君)  以上で産業建設常任委員長の報告が終わりました。 委員長報告はいずれも原案可決、採択であります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、質疑なきものと認め、質疑を打ち切ります。 次に、文教厚生常任委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長三木和弘議員。 三木議員。 ◆文教厚生常任委員長(三木和弘君)  それでは、文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました市長提出議案9件、請願3件の審査結果は、お手元に配付しております委員長審査報告書のとおり、市長提出議案、請願は全て原案のとおり可決、採択であります。 以下、審査の過程におきまして議論されました事項について、その概要を審査経過順に報告いたします。 初めに、議案第55号 三好市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について、委員より、今までの制度と大きくかわるところはどこかとの質疑があり、関係部署から、施設型給付になることや新しく小規模事業所が参入する場合、市が認可をするということ、また施設を利用する子の保護者は給付を受けるために認定の申請をし、どのような給付の区分になるか、保育の必要性の認定を受け、証明書が発行される。利用する施設について、保護者の希望に基づき、市が調整を行う点が従来と違う点であるとの答弁がありました。 また、委員より、この条例を提案するに当たり、来年4月に向けて混乱なく施行できるか、保護者等関係者への説明も含めてどのような対応をしていくのかとの質疑があり、関係部署から、今後区分の認定や利用者負担額の調整作業を進めながら、各事業所への説明、調整、また保護者に対し、10月からの広報やホームページにおいて、制度の内容をできるだけわかりやすく周知を図っていくとの答弁がありました。 次に、議案第56号 三好市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、委員より、小規模事業所については乳幼児の数に対して保育士数が少ない配置基準となっているが、市独自で保育士の数をふやすという議論はなかったのかとの質疑があり、関係部署から、保育士の数については参酌すべき基準となっているが、国の基準が既に非常に厳しい基準となっているため、現状においてはこれ以上の基準を設ける考えはないとの答弁がありました。質疑終了後、討論、起立採決の結果、賛成多数で可決されました。 次に、議案第57号 三好市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、委員より、設備基準で専用区画の面積が、児童1人につきおおむね1.65平方メートル以上となっている。対象児童が小学6年生まで拡大されたのに、専用区画面積がかわっていないために押し込められているイメージがするが、市としてはどう捉えているかとの質疑があり、関係部署から、国の基準だが、市としても少し疑問を持つ数字ではある。しかし、来年度も受け入れができない児童もいるため、当面はできるだけ希望者の受け入れを優先し、今後施設の整備を含め、対応を検討していきたいとの答弁がありました。 なお、その他詳しい内容につきましては、審査報告書として議長に提出しておりますので、事務局にて御高覧ください。 以上、文教厚生常任委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(大浦忠司君)  ただいま委員長の報告中でありますが、質疑に入ります前に、1ページ目の下から2行目、議案第65号と言うたのを議案第56号にお願いします。 それでは、以上で文教厚生常任委員長の報告が終わりました。 委員長報告はいずれも原案可決、採択であります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 次に、総務企画常任委員長の報告を求めます。 総務企画常任委員長、中耕司議員。 中議員。 ◆総務企画常任委員長(中耕司君)  総務企画常任委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました市長提出議案6件、陳情1件の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、市長提出議案は全て原案のとおり可決、陳情第6号は不採択であります。 以下、審査の過程におきまして特に議論されました事項について、その概要を審査経過順に報告いたします。 初めに、議案第51号 三好市ケーブルテレビ条例の一部を改正する条例についてで、委員より、他の事業者との料金設定を含めたインターネットサービスの比較はとの質疑があり、関係部署から光ファイバー網を使用している他社と比較し、ほぼ同程度の料金であると考えているが、ケーブルテレビ三好ではIP電話が附属しており、競争力はあると考えているとの答弁がありました。 さらに、委員より、新たなサービスの提供区域が池田町及び山城町大和川地区に限定されているが、他の地域への提供はとの質疑があり、関係部署から、新たなサービスに対応した設備の更新に多額の費用が必要となるため、サービス提供は考えていないとの答弁がありました。 続いて、他の委員より、新たなサービスの需要予測とコストはとの質疑があり、関係部署から、需要予測については今のところ試算はしていないが、必要性を含め、今後検討していきたいとの答弁がありました。 次に、議案第52号 三好市総合計画策定審議会条例等の一部を改正する条例についてで、委員より、審議会における審議過程の公開はとの質疑があり、関係部署から、審議の過程について公開できる部分については積極的に公開していき、市民との情報共有に努めたいとの答弁がありました。 次に、議案第62号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第4号)、2款総務費、1項総務管理費、8目企画費、15節工事請負費で、委員より、船井電機工場跡地解体撤去工事の工期はとの質疑があり、関係部署から、解体撤去工事の工期は約5カ月程度であるとの答弁がありました。 また、他の委員からは、工場跡地解体費用の財源内訳はとの質疑があり、関係部署から、国の交付金と合併特例債を活用した基金を充当しているとの答弁がありました。 続いて、委員より、次世代自動車充電インフラ整備事業で市内3カ所の道の駅に電気自動車用の急速充電器を設置するが、今後これを拡張していく考えはとの質疑があり、関係部署から、徳島県の次世代自動車充電インフラ設置に係るビジョンに基づき整備するとの答弁がありました。 次に、陳情第6号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を国に求めることに関する陳情については、特定秘密保護法に対しては多くの国民が強い懸念を持っており、また全国の地方議会においても撤廃や凍結を求める意見書を可決している。現法制度では問題が多過ぎるため、廃止を求めたいとの賛成討論があり、起立採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 なお、その他詳しい内容につきましては、審査報告書として議長に提出しておりますので、事務局にて御高覧ください。 以上、総務企画常任委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(大浦忠司君)  以上で総務企画常任委員長の報告が終わりました。 委員長報告は、陳情第6号については不採択、そのほかいずれも原案可決であります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、質疑なきものと認め、質疑を打ち切ります。 以上で決算審査特別委員会委員長並びに各常任委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論及び採決を行います。 討論及び採決は、日程ごとに一括して行います。 初めに、日程第1の認定第1号 平成25年度三好市各会計歳入歳出決算の認定についてから認定第3号 平成25年度三好市病院事業会計決算の認定についてまでの3議案を一括して討論を行います。 ただいまの3議案については発言通告書の提出がありませんので、討論を終結いたします。 これより認定第1号 平成25年度三好市各会計歳入歳出決算の認定についてから認定第3号 平成25年度三好市病院事業会計決算の認定についてまでの3議案を一括して採決いたします。 認定第1号から認定第3号までの3件については、委員長の報告はいずれも認定であります。 お諮りします。 認定第1号から認定第3号までの3議案については委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第3号までの3議案は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ただいま決算関係3議案を認定いたしましたので、この認定をもちまして決算審査特別委員会は消滅となります。委員の皆さんには大変お疲れさまでございました。 次に、日程第2、議案第50号 三好市地域情報化計画審議会条例の制定についてから議案第55号 三好市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてまでの6議案を一括して討論を行います。 ただいまの6議案については発言通告書の提出がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第50号 三好市地域情報化計画審議会条例の制定についてから議案第55号 三好市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてまでの6議案を一括して採決をいたします。 本案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 お諮りをいたします。 本案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、議案第50号から議案第55号までの6議案は各委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第3、議案第56号 三好市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について討論を行います。 議案第56号については討論の通告がありますので、発言通告書により討論を許可いたします。 13番美浪議員の反対討論を許可いたします。 美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  議案第56号 三好市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について、反対討論を行います。 第31条小規模保育事業B型の職員で、保育従事者の数は半数以上が保育士であることとありますが、これは3分の2以上とすべきであります。第34条小規模保育事業C型及び第47条小規模保育事業の事業場内保育事業につきましても、保育士を3分の2以上とすべきであります。私はどのような施設事業であっても、子供の保育をひとしく保障する観点から、全ての事業で保育者は保育士資格者とすることを求めるものでございます。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(大浦忠司君)  続いて、賛成討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、ほかに討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、以上で議案第56号の討論を終結いたします。 これより議案第56号 三好市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について採決をいたします。 本案は起立によって採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(大浦忠司君)  起立多数です。よって、議案第56号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第4、議案第57号 三好市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてから議案第61号 三好市営住宅条例の一部を改正する条例についてまでの5議案を一括して討論を行います。 ただいまの5議案については発言通告書の提出がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第57号 三好市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてから議案第61号 三好市営住宅条例の一部を改正する条例についてまでの5議案を一括して採決をいたします。 本案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 お諮りします。 本案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、議案第57号から議案第61号までの5議案は各委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第5、議案第62号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第4号)について討論を行います。 ただいまの議案第62号については発言通告書の提出がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第62号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第4号)について採決いたします。 本案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 お諮りします。 本案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、議案第62号は各委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第6、議案第63号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から議案第64号 平成26年度三好市国民健康保険市立三野病院特別会計補正予算(第1号)までの2議案を一括して討論を行います。 ただいまの2議案については発言通告書の提出がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第63号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から議案第64号 平成26年度三好市国民健康保険市立三野病院特別会計補正予算(第1号)までの2議案を一括して採決をいたします。 本案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 お諮りします。 本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、議案第63号から議案第64号までの2議案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第7、請願第4号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費の助成の拡充に関する請願から請願第6号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める請願書までの請願3件を一括して討論を行います。 ただいまの請願3件については発言通告書の提出がありませんので、討論を終結いたします。 これより請願第4号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費の助成の拡充に関する請願から請願第6号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める請願書までの請願3件を一括して採決いたします。 ただいまの請願3件に対する委員長の報告はいずれも採択であります。 お諮りします。 ただいまの請願3件は委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、請願第4号から請願第6号までの3件は委員長報告のとおり採択することに決定をいたしました。 次に、日程第8、陳情第2号 徳島県三好市東祖谷西山地区における山腹大規模崩壊に関する陳情から陳情第5号 簡易水道整備陳情書までの陳情4件を一括して討論を行います。 ただいまの陳情4件については発言通告書の提出がありませんので、討論を終結いたします。 これより陳情第2号 徳島県三好市東祖谷西山地区における山腹大規模崩壊に関する陳情から陳情第5号 簡易水道整備陳情書までの陳情4件を一括して採決をいたします。 ただいまの陳情4件に対する委員長の報告はいずれも採択であります。 お諮りします。 ただいまの陳情4件は委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、陳情第2号から陳情第5号までの4件は委員長報告のとおり採択することに決定をいたしました。 次に、日程第9、陳情第6号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を国に求めることに関する陳情について討論を行います。 陳情第6号については討論の通告がありますので、発言通告書より討論を許可いたします。 初めに、13番美浪議員の賛成討論を許可します。 13番美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  陳情第6号、秘密保護法の廃止を目指す徳島大集会実行委員会代表呼びかけ人の岸積さん、乾晴美さんから提出されております「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を国に求めることに関する陳情の趣旨に沿いまして賛成の討論をさせていただきます。 昨年の12月6日に特定秘密の保護に関する法律が成立をしまして、本年12月までに施行される予定となっております。あと2カ月であります。しかし、一般的な秘密保全法制、それ自体の是非はともかく、このたび成立した特定秘密保護法には、1、特定秘密の範囲が広範かつ曖昧であること、2、住民の安全確保のために必要な情報が地方公共団体に提出されないおそれがあること、3、処罰範囲の外縁が不明確であり、報道機関の取材、報道、正当な内部告発、市民運動、研究者の活動などを萎縮させるおそれがあること、4、適正評価制度により特定秘密を取り扱うものについて、広範かつ多岐にわたる調査が行われ、プライバシーが侵害される危険性があることなどの重大な問題があります。これは市民の知る権利や表現の自由などの基本的人権を侵害するとともに、民主主義を形骸化させるものです。 このような特定秘密保護法の問題点は、運用によってこれを解消することは不可能でありまして、特定秘密保護法は施行前に廃止されるべきと考えます。全国の地方議会でも特定秘密保護法が成立して以降、本年3月31日までに少なくとも156の地方議会において特定秘密保護法に関する意見書が採択されており、そのうち廃止、凍結、抜本的見直し等を求める内容のものは4分の3にも上っておるそうであります。したがいまして、私はこの特定秘密保護法律の廃止を求める意見書を国会及び政府に対して提出することが極めて重要だと考えるものでございます。 以上で私の陳情の採択について賛成の討論とさせていただきますので、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  続いて、反対討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、続いて11番天羽議員の賛成討論を許可します。 11番天羽議員。 ◆11番(天羽強君)  引き続きまして、賛成討論を行います。 アメリカの国家安全保障会議のメンバーを務めるなど、政府高官を歴任したモートンさんは、特定秘密保護法は21世紀の民主主義国家において最悪の部類の法律だと指摘しております。この法案の成立過程も異常でした。重要法案であるにもかかわらず、衆参両院の特別委員会での審議時間は合わせてたったの67時間、また昨年9月に政府が実施したパブリックコメントには、わずか15日間で膨大な数の意見が寄せられましたが、その77%が法案への反対意見でありました。さらに公聴会の開催は、衆参合わせてわずかに2回、衆議院の公聴会で意見を述べた公述人は、与党である自公推選の公述人も含めて7名全員が法案への反対を表明するなど、前代未聞の事態が起こりました。また、党派を超えて多くの団体、個人が法案に懸念の声を上げましたが、それらの声もパブコメ同様、無視されてしまいました。さらに、この法律では地方自治体は蚊帳の外に置かれております。つまり住民に最も身近な行政機関である都道府県や市区町村に秘密事項は流れないことになっております。 戦争の際、そのほとんどが秘密とされる可能性が高いので、住民を直接守る責任がある自治体に情報が流れなくて、本当に住民の生命、財産を守ることができるのでしょうか。福島原発事故の際にスピーディーの予測情報が知らされず、多くの住民の方々が無用な被曝をしたことは記憶に新しいことでありまして、こうしたことが特定秘密法施行のもとでは当たり前になるということであります。また、秘密とされる事項も限りなく拡大することになります。いわゆる内閣官房機密費の使途疑惑が一部報道されたことがありますが、それによると飲み食いや背広の仕立て代、旅行の餞別なども国家機密とされる国ですから、都合が悪い情報は全て秘密扱いとなることは容易に想像されるところであります。 戦争は秘密から始まると言われますが、同時代に生きる者はそのことが案外わからないものでありまして、まさかという思いを抱きながら時代の空気に流されて、気がついてみれば後戻りができない事態となっていたりします。このことは戦前の昭和史が私たちに教えてくれる事実であり、多くの犠牲の上に私たちが学ぶべき歴史のとうとい教訓でもあります。特定秘密保護法は、戦前に思想や信仰の自由を弾圧し、多くの獄死者を出した治安維持法の再来とも言われる希代の悪法であると言わざるを得ません。直ちに廃止すべきであるということを申し上げまして、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  続いて、反対討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、ほかに討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、以上で陳情第6号の討論を終結をいたします。 これより陳情第6号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を国に求めることに関する陳情について採決をいたします。 本件は起立によって採決をいたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(大浦忠司君)  起立少数です。よって、陳情第6号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を国に求めることに関する陳情については不採択とすることに決定をいたしました。 ここで11時10分まで休憩をいたします。            午前10時55分 休憩            午前11時10分 再開 ○議長(大浦忠司君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま市長から追加の議案として、議案第65号 平成26年度三好市養護老人ホーム若宮荘改築工事の請負契約について、議案第66号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第5号)、議案第67号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の議案3件及び発議第2号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について、発議第3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出についての議員提出議案2件、以上合計5議案が提出されました。 お諮りをいたします。 以上5議案及び追加提出議案の説明を日程に追加し、追加日程第1から追加日程第6として議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、追加提出議案の説明及び市長提出議案3件と議員提出議案の発議2件の合わせて5議案を日程に追加し、追加日程第1から追加日程第6として議題とすることに決定をいたしました。        ────────────────────── △追加日程第1 市長の追加提出議案の説明 ○議長(大浦忠司君)  初めに、追加日程第1、市長の追加提出議案の説明を求めます。 市長。 ◎市長(黒川征一君)  さきに御提案をいたしておりました全ての議案につきまして、原案どおり御承認をいただき、まことにありがとうございました。 それでは、追加議案を提案させていただきます。 議案第65号は、三好市養護老人ホーム若宮荘改築工事の請負契約について、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 議案第66号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第5号)でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,982万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ266億2,370万7,000円とするものでございます。平成26年8月豪雨などの影響で被災いたしました施設等の復旧に係る事業費ほかの予算計上でございます。 議案第67号は平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございます。東祖谷地区の診療所開設に係る事業費ほかの予算計上でございます。 詳細につきましては、担当の者から説明いたします。 追加議案は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  以上で市長の追加提案理由の説明が終わりました。 これより追加議案の審議に入ります。        ────────────────────── △追加日程第2 議案第65号 平成26年度三好市養護老人ホーム若宮荘改築工事の請負契約について ○議長(大浦忠司君)  追加日程第2、議案第65号 平成26年度三好市養護老人ホーム若宮荘改築工事の請負契約についてを議題といたします。 追加議案書の1ページ、提出者の補足説明を求めます。 福祉事務所長岸本君。 ◎福祉事務所長(岸本和宏君)  福祉事務所長の岸本です。よろしくお願いします。 追加議案書1ページをお願いいたします。 議案第65号、三好市養護老人ホーム若宮荘改築工事の請負契約について御説明申し上げます。 次のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。 工事名、三好市養護老人ホーム若宮荘改築工事、工事箇所、三好市西祖谷山村一宇343番地1、契約金額1億6,200万円、契約の方法、指名競争入札、契約の相手方、三好市山城町大川持523番地4、株式会社西村建設代表取締役西村裕。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  提出者の補足説明が終わりました。 これより議案第65号に対する質疑を行います。 本案に対して質疑を許します。 質疑ございませんか。 吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  2点ほどお伺いをいたしたいと思います。 委員会のほうでもいろいろと子細な話は出てきとると思うんですが、まず1点目は工期がいつからいつまでか、それから2点目については、現在入所されとる方がおりますので、工事をされる場合にはこれについてのどのような担保をされているか、この2点についてちょっとお伺いをいたします。 ○議長(大浦忠司君)  長寿・障害福祉課長梶芳君。 ◎長寿・障害福祉課長(梶芳青児君)  吉田議員の御質問にお答えします。 工期につきましては、議決のありました翌日、本日議決をいただきますと平成26年9月25日、あしたから平成27年3月10日の工期を予定しております。 入所者の処遇につきましては、11月1日開始予定の健祥会しののめに一時的に措置変更して、対応するような予定としております。よろしくお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  今、健祥会しののめ、ひかりかね、何か今度11月と言うた、それについては民間の施設でございますので、そこらはきちっとした協議といいますか、確約といいますか、そういうことはできとんでしょうか。 ○議長(大浦忠司君)  長寿・障害福祉課長。 ◎長寿・障害福祉課長(梶芳青児君)  しののめと現在協議ができておりまして、今現在しののめより2名の職員が研修ということで、顔つなぎ、いろいろな状況把握などに来ていただいております。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。 美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  入札の指名の業者名はどことどこでしょうか、それから請負比率何%でしょうか。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  長寿・障害福祉課長。 ◎長寿・障害福祉課長(梶芳青児君)  美浪議員の御質問にお答えいたします。 まず、業者の指名ですけど、4社、市内の建築一式のAの4業者、丸浦工業株式会社、株式会社山全、三工建設株式会社、株式会社西村建設、この4社でございます。 落札率につきましては、96.4%でございました。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  よろしいですか。            (13番美浪盛晴君「はい」と呼ぶ) ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、質疑を終了いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております議案第65号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認め、議案第65号は委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、議案第65号の討論を終結いたします。 これより議案第65号 平成26年度三好市養護老人ホーム若宮荘改築工事の請負契約についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。        ────────────────────── △追加日程第3 議案第66号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第5号) ○議長(大浦忠司君)  続いて、追加日程第3、議案第66号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 追加議案書2ページから21ページをお開きください。 提出者の補足説明を求めます。 企画財政部長伊原君。 ◎企画財政部長(伊原清幸君)  私のほうからは議案第66号の補足説明をさせていただきます。 議案書の2ページをお願いいたします。 平成26年度三好市一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,982万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ266億2,370万7,000円とする。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。 第2条、地方債の追加及び変更は、第2表地方債補正による。 歳出から御説明させていただきます。 補正予算の主な事業について説明をいたします。 議案書19ページをお願いいたします。 3款民生費、1項社会福祉費に、国民健康保険特別会計の直診勘定への繰出金872万8,000円を計上させていただきます。財源は全て一般財源でございます。 20ページ、7款土木費、3項河川費で、緊急危険箇所対策事業費において、市道辻高なでしこ橋線の災害防止対策緊急事業として1,001万円、財源は県補助金485万円、土木施設緊急危険箇所対策事業債480万円、残りが一般財源となっています。 4項都市計画費で、公園整備費に池田湖水際公園復旧工事のため1,608万6,000円、財源は全て一般財源でございます。 21ページをお願いします。 10款災害復旧費において、1項農林水産業施設災害復旧費で農業用施設災害復旧費に農道1地区、田畑4地区の工事請負費、計1,500万円の追加計上でございます。 林業用施設災害復旧費に林道5線、7カ所の工事請負費2億5,200万円の追加計上でございます。財源は農林水産施設災害復旧費県補助金1億7,145万円、災害復旧債8,230万円、一般財源925万円などとなっています。 同じく、2項公共土木施設災害復旧費において、公共土木施設現年災害復旧費として市道11線、河川2カ所の工事請負費に1億6,800万円を追加計上させていただきます。財源は公共土木施設災害国庫負担金1億1,205万6,000円、公共土木施設災害復旧事業債5,590万円、4万4,000円が一般財源となっています。 次に、歳入について御説明をさせていただきます。 議案書4ページをお願いいたします。 10款地方交付税が3,446万8,000円の追加となります。 12款分担金及び負担金は400万円の追加で、内容は農林水産業施設災害復旧分担金です。 議案書5ページをお願いします。 14款国庫支出金が1億1,205万6,000円の追加です。内容は公共土木施設災害国庫負担金でございます。 15款県支出金1億7,630万円の追加です。内容は、土木費県補助金として485万円、農林水産業施設災害復旧費県補助金として1億7,145万円でございます。 議案書6ページ、21款市債は1億4,300万円の追加です。内容は、土木債480万円、災害復旧債1億3,820万円となっています。 議案書の10ページをお願いします。 地方債の補正につきましては、その目的別に限度額を1億4,300万円を追加し、限度額の合計を49億4,660万円とするものです。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、右記載のとおりでございます。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(大浦忠司君)  提出者の補足説明が終わりました。 これより議案第66号に対する質疑を行います。 本案に対して質疑を許します。 質疑ございませんか。 並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  20ページの土木費で、公園整備費で一般財源で1,608万6,000円を計上されておりますが、これはあそこの水際公園のことだろうと思いますけども、あれはたしか台風12号で傷んだと思いますが、災害復旧に出さなくて、なぜ一般財源でするのか、その点についてお尋ねします。 ○議長(大浦忠司君)  管理課長山本君。 ◎管理課長(山本牧男君)  管理課長の山本でございます。よろしくお願いいたします。 議員御指摘のとおり、水際公園は先月の台風12号によりまして被災いたしました。今回の復旧内容でございますが、舗装工事が工事費の約84%で、現況のアスファルト舗装をコンクリート舗装により復旧いたします。前回被災した際に、同じように災害に提案いたしましてコンクリート舗装で提案をいたしましたが、災害復旧工事は原則原形復旧ということで認められなかった経緯がございます。今回は同じような状況にありましても被災を最小限に食いとめることができるよう、コンクリート舗装を採用し、一般財源での対応となりましたので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  わかりました。災害復旧であれば原形復旧ということでございますが、一般財源でするんであれば、かさ上げ等は考えていないのでしょうか。あそこ、またつかる可能性がありますんで、災害復旧であれば今言ったように原形復旧が原則でありますけれども、一般財源でするんであれば、アスファルト舗装でなしにコンクリート舗装するんであれば、例えば1メーターぐらいかさ上げちゅうような方法は考えてないんでしょうか。 ○議長(大浦忠司君)  管理課長。 ◎管理課長(山本牧男君)  今回の復旧に当たりましては、かさ上げについては考えておりません。 ○議長(大浦忠司君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  考えてないということでありますが、旧の山城町でも一回駐車場を台風によって傷んだことありました。その後はコンクリートベースで、今度の台風によっても傷んでおりません。ということは、コンクリ舗装ですれば、ある程度、もし水につかったとしても大丈夫、あるいはコンクリ舗装するんであれば、鉄筋を差し込むとか、そういうふうに考えて、今度つかってもまず心配ないとお考えで一般財源でするんでしょうか、その点についてお尋ねします。 ○議長(大浦忠司君)  管理課長。 ◎管理課長(山本牧男君)  コンクリ舗装には鉄筋を施工いたします。そういうことで、次回いつこういう被災に遭うかもわかりませんが、アスファルト舗装よりはコンクリート舗装で施工するほうが有効であるというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  コンクリ舗装の件でちょっとお聞きしたいんですけど、ある人からいろいろ、今あそこの広域連合が消防署しよるのに県外から生コンをとってる、なぜ市内でとらないかというようなお話もありました。そういう点については、当然請負しますと業者が決めることでありますが、市としてはそういう生コンですね、は聞くところによりますと愛媛県からとったほうが安いということで、とっているとお話も聞きました。その点について請負業者に対してはそういう指導を考えているのかいないのか、その点についてお尋ねします。 ○議長(大浦忠司君)  管理課長。 ◎管理課長(山本牧男君)  業者に対しての指導というのは現在行っておりません。もちろん議員御指摘のとおり、地元にとっていただくのが最良でございますが、今のところそういう指導については行っておりません。            (10番並岡和久君「わかりました」と呼ぶ) ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。 吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  ちょっとお伺いします。 21ページ、災害復旧費の農業用施設災害復旧費、工事請負費で1,500万円、これも説明資料によりますと農道1地区と田畑4地区ということでございますが、これ分担金が当然計上されとると思うんで、分担率の説明をちょっとお願いしたいと思うんです。 ○議長(大浦忠司君)  林業振興課長斉藤君。 ◎林業振興課長(斉藤稔君)  林業振興課長兼農林土木室長の斉藤です。よろしくお願いします。 ただいまの議員の質問でございますが、農地災害の分の分担金の話です。これにつきましては、暫定法に基づきまして基本補助率があります。それによって、農地の場合は50%ということで、残りの50%が負担ということで予算計上しておりますが、今回の台風12号、それから11号につきましては激甚災害が予定されてますので、今後補助率が上がっていくというような方向にあります。今回の予算では、基本補助率50%、それで受益者の負担50ということで計上させていただいております。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  50%で激甚に指定になった場合には、当然補助率も上がってくるということですから、その場合にこれは、分担金については精算後の収納というか、そういうことになりますか、それとも先もらっとって、後で補助率が上がった場合には返金するとか、そういうことになりますか。どうなりますか、そこは。 ○議長(大浦忠司君)  林業振興課長。 ◎林業振興課長(斉藤稔君)  その件につきましてですが、これは今から議員御存じのように、査定があります。それで、査定によって事業費が確定いたしまして、実施する場合に補助率がもうわかっておりますので、その補助率によって今回のことであれば激甚災害に指定されますと、仮に補助率が80%になりますと2割の負担ということで実施して、受益者の方に御負担していただくということになろうかと思います。            (6番吉田和男君「いいです」と呼ぶ) ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。 三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  先ほど同僚議員からも質問がありましたが、7款4項3目公園整備費、水際公園でありますが、復旧にかかるということなんですが、先ほどお聞きしてますと、コンクリートでっていうお話がありました。このコンクリートでというのは、現在傷んでいるところだけのことなんですか、それとも現在残っているアスファルトを全部剥がして、全面をコンクリートにするのか、その点をまずお尋ねしたいと思います。 ○議長(大浦忠司君)  管理課長。 ◎管理課長(山本牧男君)  今回のコンクリート復旧につきましては、被災している箇所のみでございます。現在アスファルト舗装につきまして、被災をいたしてないとこにつきましてはそのままでございます。 ○議長(大浦忠司君)  三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  傷んでないところを無理に直す必要もないかと私思いますが、御存じのとおり、10年前にも二度の洪水によりまして甚大な被害を受けた場所でもあります。その後、いろいろ皆さん方が考えて、いわゆる進入路、あるいはその下にある円形のスペース等々がありましたが、実際今回も見てみますと、ああいった附属物といいますか、そういった起伏のあることが返って水害を大きくしている、被害を大きくしているようなふうにも見受けられますが、今回そのあたりを考慮した設計がなされているかどうか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(大浦忠司君)  管理課長。 ◎管理課長(山本牧男君)  今回の復旧につきましては、先ほど申しましたように、舗装を現況のアスファルト舗装を被災した箇所、舗装工事が約80%を超えてほぼ舗装工事ということでございます。そのほか擁壁工であるとか、水路工も含まれておりますが、基本的にはアスファルト舗装をコンクリート舗装ということが一番の、アスファルト舗装をコンクリ舗装にするということで対応をいたしております。 ○議長(大浦忠司君)  三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  御存じと思いますけど、進入路も傷んでおりましたよね。当然進入路の路面も、アスファルトではあるんですが、進入路そのものは現状のままで舗装だけを直すというふうに理解してよろしいんですか。 ○議長(大浦忠司君)  建設部長。 ◎建設部長(山下昌稔君)  三木議員、御指摘のとおりだと思います。議案が通りましたら、そういうところも精査しまして、要らないものは要らない、改良するものは改良するということで、今回単費でかなり修復しようというふうな計画でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  はい、了解です。 もう一点、あそこに長年洪水に耐えてきたステージ、イベントのステージと申しますが、あれがございます。長年洪水に耐えてきてたんですが、今回の洪水によりまして、周辺、周りにある手すり、あれがかなりの被災をしているように見受けられるんですが、あのステージについては今回どのようになさるか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(大浦忠司君)  管理課長。
    ◎管理課長(山本牧男君)  基本的にはそのままで、今後さらに概算でここに出しておりますが、さらに精査いたしまして、対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(大浦忠司君)  三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  あのステージにつきましては、各種イベントにおいてどうしても必要なステージでなかろうかと考えております。ああいったものがあることによって、よりイベントが盛り上がり、また成功裏に終わるというふうなことでなかろうかと思いますので、修復はもとより、場合によったらあのステージそのものを山手側に移動して、もう少し高くして、改めてやり直すというようなことも考えられるんじゃないかと思いますが、そのあたりは提言をして質問を終わります。 ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。 美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  7款3項5目の市道辻高なでしこ橋線で落石対策工ということでございますけれども、これは流堂の現場でよろしいんでしょうか。それで、大きな岩が落ちておりますけれども、あの大きな岩はどこへ持っていく、処分するような計画なんでしょうか。それとあと、上のほうですが、相当高いところまで不安定な状況だろうと思うんですが、全体としてどういう災害の今後の発生する危険度というんですか、そういうのがあるんでしょうか。 もう一点は、バスの路線を今臨時に変更しているかと思うんですけども、復旧すればバスが辻の町の中へ井内地区と通行可能になるのかどうか、大丈夫なのかどうか、そういった点についての総合的な評価をお伺いしたいと思います。 ○議長(大浦忠司君)  建設部次長喜多君。 ◎建設部次長(喜多金男君)  ただいまの美浪議員の御質問にお答えをいたします。 7款3項5目緊急危険箇所対策事業費で今回追加提案をいたしておりますが、先般の一般質問の中でも若干答弁で触れましたが、先般の台風12号、11号による集中豪雨の影響によりまして斜面上の地盤が緩み、平成26年8月17日の午前8時ごろに井川町流堂において急斜面からの落石被害が発生をいたしました。民家及び市道に被害を受けたところでございます。現在全面通行どめの制限を実施いたしまして、迂回路はあるものも市民生活に多大な支障を来しているのが実情でございます。 この被災箇所、上方の斜面上には風化が進行し、亀裂の生じた奇岩や不安定な浮き石が数多く見受けられております。早期の抑止対策工事の実施が急務であることから、県の補助事業でございます災害防止対策緊急事業の採択につきまして、県に県知事宛てに要望を重ねたところでございまして、近々に補助金の内示の決定をいただくこととなっております。 転石はどこへ捨てるのかということでございますが、とりあえず市道上に大きな巨岩2個が落石しておりました。今現在その2個の破砕、運搬し、残土処理場に処理をしてございます。 全体としてどんな対策をやるのかという御質問でございますが、その斜面上、上部のほうに浮き石が結構ございます。それをロープネットが主体となりますが、ロープネットで固定し、浮き石については除去するということで対策を考えております。 バス路線になっておりますが、現在迂回をしておりますが、復旧後は指定されたその路線を通行していただくことにしております。 以上でございます。 ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、質疑を終了いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております議案第66号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認め、議案第66号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、議案第66号の討論を終結いたします。 これより議案第66号 平成26年度三好市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。        ────────────────────── △追加日程第4 議案第67号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(大浦忠司君)  続いて、追加日程第4、議案第67号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 追加議案書22ページから45ページをお開きください。 提出者の補足説明を求めます。 環境福祉部長大西君。 ◎環境福祉部長(大西道夫君)  私からは議案第67号について御説明をいたします。 追加議案書22ページをお願いいたします。 議案第67号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明をいたします。 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額に事業勘定において歳入歳出それぞれ400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億8,017万4,000円とし、直営診療施設勘定において歳入歳出それぞれ2,832万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,507万5,000円とするものでございます。 2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 地方債。第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表地方債によるものでございます。 30ページをお願いいたします。 事業勘定の歳出から御説明をいたします。 10款3項1目繰出金、400万円を追加し、1,560万円とするものでございます。主なものは、東祖谷、西祖谷山村診療所への備品購入、電子カルテに伴う国庫支出金の特別調整交付金を事業勘定で受け入れ、直診勘定に繰り出す事務処理に伴うものでございます。 歳入につきましては、前ページ、29ページをごらんください。 3款国庫支出金、2項国庫補助金、1目財政調整交付金、2節特別調整交付金に400万円を追加し、4億4,816万8,000円とするものでございます。 以上、歳入歳出合計400万円追加し、国保事業勘定歳入歳出予算総額34億8,017万4,000円とするものでございます。 続きまして、直営診療施設勘定について御説明をいたします。 歳出から御説明します。 43ページから44ページをお願いいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費に1,072万8,000円を追加し、1億5,611万1,000円とするものです。財源内訳は、地方債、診療施設整備事業債180万円と残りは一般財源です。これは東祖谷診療所開設に伴う診療所の運営管理をするための経費でございます。7節賃金130万8,000円は、医療事務及び看護師職員の賃金でございます。13節委託料271万円の計上で主なものは、設計委託料180万円は移転後の診療所であります東祖谷歴史民俗資料館の改修工事の設計委託料でございます。18節備品購入費486万4,000円は、調剤薬局として使用するプレハブ住宅の購入費及びパソコン、コピー等の備品購入費でございます。 45ページをお願いいたします。 2款医業費、1項医業費、1目医業費、1,759万8,000円を追加し、4,982万7,000円とするものでございます。財源の内訳は、地方債、診療施設整備事業債1,080万円とその他財源は事業勘定繰入金400万円、残りは一般財源でございます。これは主に東祖谷診療所開設に伴う診療を行うための医業費の経費でございます。主なものは、18節備品購入費1,686万9,000円の計上で、電子カルテ導入によります備品購入費でございます。 37ページをお願いいたします。 歳入について説明をさせていただきます。 特定財源は歳出で説明しましたので、一般財源のみ説明をいたします。 1款1項診療収入は275万円を追加し、1億1,376万4,000円とするものです。 次に、38ページをお願いいたします。 2款1項手数料は2万円を追加し、58万7,000円とするものでございます。 39ページ、4款1項2目一般会計繰入金は872万8,000円を追加し、3,775万7,000円とするものでございます。 40ページをお願いします。 5款1項繰越金は4万8,000円を追加し、2,965万1,000円とするものでございます。 41ページ、6款2項受託事業収入、3項雑入は、合わせて18万円を追加し、388万1,000円とするものでございます。 以上が歳入でございます。 34ページをお願いいたします。 第2表地方債でございます。起債の目的は診療施設整備事業債でございまして、限度額を1,260万円とするものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、右記載のとおりでございます。 以上、歳入歳出合計2,832万6,000円を追加し、直営診療施設勘定歳入歳出それぞれ2億1,507万5,000円とするものでございます。 以上、よろしく御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  提出者の補足説明が終わりましたが、ここで13時まで休憩をいたします。            午前11時54分 休憩            午後1時00分 再開 ○議長(大浦忠司君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 追加日程第4、議案第67号に対する質疑を行います。 本案に対して質疑を許します。 質疑ございませんか。 吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  国保の直診勘定、43ページ、一般管理費についてお尋ねをいたします。 まずその前に、今回東祖谷診療所開設ということで、市長を初め関係者の方々、鋭意努力をしていただきまして、11月廃院の後、心配もなく計画が着々と進行していることに対して、改めてお礼を申し上げます。 それでは、二、三、ちょっと質問をいたしたいと思います。 まず、東祖谷診療所、今回補正予算も出てきておりますが、現況はどのような状況か、そこらをまずちょっとお聞かせいただけますか。どういう状況で今進めているか、その現況状況をちょっと先説明いただけますか、東祖谷診療所開設について。 ○議長(大浦忠司君)  保険医務課長大西君。 ◎保険医務課長(大西順一君)  保険医務課長の大西でございます。よろしくお願いいたします。 吉田議員さんの現況についてでございますが、現在今定例会議におきまして診療所設置条例と今回予算関係を追加で計上させていただいております。それで、現在のところまでにもろもろのいろんな協議をしてまいりまして、場所につきましては、まず歴史伝習館ホールということで当初考えておりましたが、場所につきましては委託して、設計委託とか予算の関係、そして工事ということになりますと、非常に医療施設ということでちょっと工程的に期間がかかるということでございまして、現状の東クリニックの閉院後、続けて診療所を開設ということで進めております。 それでまず、診療開始予定日ということですが、目標としましては12月1日ですが、11月末で東クリニックが閉院ということでございますが、片づけ等もろもろがございますので、その片づけが済んだ後に、我々がいろんな機器を搬入したり、準備を進めなければいけないので、12月1日に限りなく近い時点での開院を目指しております。 それで、診療科目につきましては、今内科ということで考えております。 それと、診療時間ですが、診療日からいきますと、曜日で言いますと、火曜日、水曜日、金曜日の週3日ということで考えております。それで、時間につきましては9時30分から12時、休憩をとりまして、午後が13時から16時までを今開院の時間として考えております。 あと、先ほど予算の中で調剤薬局用のプレハブということで説明をいたしましたが、現在薬剤につきましては関係機関と今ちょっと調整中でございまして、できればどこかの調剤薬局が来ていただければ幸いとは考えておりましたが、現段階では確定しておりません。 次に、この議会で条例案、先ほど可決されましたが、この予算も可決されますと、まず保健所等々と診療所の開設届、それと並行して診療所管理者権利の許可申請等々という事務手続に入っていきたいと思います。それとまた、許可申請とかと同時に、保険の請求の関係の手続というのも当然ございまして、そういうものをやっていきたいと。また、その中でも並行して今回出させていただいてますいろんなもろもろの医療備品、医療に関する備品とか、運営に関する備品、そういうものの購入とか搬入についても計画を、購入計画とかをつくっていきたいと。スムーズに診療所が開設できるように進めていきたいというふうには考えております。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  今、ある程度の概況を説明いただいたんですが、今回2名の臨時職員の人件費等々を計上しとるわけでございますが、先ほどの説明ですと医療事務1名と看護師1名というようなことだったかと思うんですが、この東祖谷診療所を開設した場合、今、週3日ということですが、組織的な体制がどのような形でいくのかが1点、それと週3日ということですから、当然近くには西祖谷診療所もありますけれども、そこらのローテーションがどのような考えを持っているのかが1点と、もう一点、プレハブを一応備品購入で計上しておりますけれども、これをもしプレハブを建てる場合は、場所はどこへ設置をするのか、その点について、まずお聞きをいたします。 ○議長(大浦忠司君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(大西道夫君)  吉田議員の質問にお答えしたいと思います。 まず、診療所の体制でございますけども、まず12月1日をめどに開業いたします。そこには当然として医師が要りますんで、医師につきましては前も御説明しましたように、市の診療所及び三好病院から応援体制で医師を確保したいと考えてます。 それから、医療スタッフですけども、いわゆる事務でも、できれば医療事務を経験と申しますか、これは資格は民間資格というふうに聞いてますけども、医療事務ができる事務員さん、それから看護師が当然要ります。いわゆる非常に今看護師というのが不足といいますか、非常に困難な状況でございます。その中で東祖谷については、今現在のところ週3日程度というしてございますけども、ここの看護師については来年度には正規の職員を採用したいというふうに考えてますんで、今人事のほうにそこの点について協議をしてございます。 そして、結局週3日ということは、2日間はほかの時間的に雇用した看護師及び医療事務につきましては、いわゆる西祖谷の診療所に配属というか、応援といいますか、そこで勤務させたいというふうに考えてございます。それと、先ほどの看護師ですけども、今年度については臨時職員で対応したいんですけども、そこも正直な話困難ございまして、今若宮荘の看護師が1人、臨時職員を雇用してございます。ここの若宮荘が改修予定で、11月からちょっと時間的にあきますんで、その看護師を今年度3月までには臨時職員で配置をしたいというふうに考えてございます。 それと、調剤薬局のプレハブでございますけども、これにつきましても我々いろいろな県といろいろ協議を、管理者ですかね、そういったもろもろの協議をする中で、当然として東祖谷の診療所の医療スタッフをどうする、考えがどんなんが考えありますかとか、いろんなもろもろの聴取を受けてきました。先ほど申しましたように、スタッフについてはそういうなことで配置をしたいということと、もう一点の調剤薬局については、ここらでもどういうふうに考えてあるかということで、調剤薬局がなければ医師が調剤やりますんで、これは時間的とかいろんな面でいろいろ不都合が生じますんで、調剤薬局のほうをどうか考えてほしいということで、今いわゆる調剤薬局を来ていただけるように準備をしてございます。そして、場所については、いろいろ私のほうも検討しました。最終的に私も今の総合支所の駐車場がええかなというふうなこともございましたけども、ちょうど今のバス停があるところですかね、バス停というんですか…… そこのところにたまたま市の土地がございまして、そこも広さとかいろいろ確認した結果、適しているということで、あそこが一番適当な場所でないかなということで考えてございますんで、このような方向で着々と進めてまいりたいというふうに考えてます。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  ぜひとも市民のために、利便性の向上のために、ぜひ鋭意努力をお願いしたいと思います。 時間の関係で、ほかの議員さんも当然質問があるかと思うんで、もう一点だけ、当然市の直診ということになりますと、山城、それから西祖谷もございますけれども、今回備品購入で電子カルテは当然統一した形で導入するんだろうと思うんですが、それぞれの診療所と同等規模の備品を購入するということで、今回医業費の中の備品購入の血液ガス分析装置ほかというに書いておりますが、大体他の診療所と同等規模で整備をするということでよろしいんでしょうか。 ○議長(大浦忠司君)  保険医務課長。 ◎保険医務課長(大西順一君)  保険医務課長の大西でございます。よろしくお願いいたします。 今回予算計上させていただいております医業費の備品につきましては、大歩危診療所がモデルというか、参考にさせていただいて、予算計上をさせていただいておりますので、同等かと思われます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  ほかに質問ございませんか。 西谷議員。 ◆20番(西谷清君)  関連して、東祖谷診療所開設に関連したことをお伺いいたします。 民俗資料館の一部、1階の部分をとりあえず使うということですが、あそこをいろんな行事する場合はほとんどあそこを使っているわけなんですが、1階の部分に6畳ほどの現在までに来賓の控室として使っている部分があるんですが、その分については何か委員会のほうでは、そこら配慮を今度の設計には配慮をされているのかどうか、それをお伺いしたいと思います。 それともう一点は、常駐医師の以前にもお伺いいたしましたが、常駐医師が確保できたら独立した診療所を検討しているという答弁をいただいたかと思いますが、なかなか常駐医師の確保というのは難しいものがあろうかと思いますが、確保できた場合は臨時的にあそこを使って、その後独立した診療所を建設の予定があるかないか、この2点お伺いいたします。 ○議長(大浦忠司君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(大西道夫君)  移転後の診療所、いわゆる東祖谷歴史民俗資料館を一部を使用したいということで計画してございます。議員今御指摘をされました、あそこの一角ですよね、いろんな文化芸能とか、何かするときに控室とか、先ほど言よった役員さんとかの場所を使っているということは、これは東祖谷の市民の方からも御意見として承っております。そして、私どもも今一番候補地としてどこがいいのかというのも、これもずっと検討もし、現地のほうも確認をした結果、あそこの場所が一番市民の方にとりましても、便利さとか場所的とか、いろんな面で一番ベストだろうというふうに考えて、今のところ計画してございます。 そして、そこの控えを今まで使用されとったということも、これも私どものほうでいわゆるどこかの部屋とか、それが代替えできないものだろうか、そしてそれがないとすれば、これも一応一つの手段として2階にホールがございますんで、そこのホールの部分に簡易的な部屋ができないものだろうかというふうなことも考えまして、今いろいろ検討している最中でございます。 それから、診療所の医師の確保ができた場合、これはもちろん確保ができた場合はもう毎日のいわゆる診療が提供できますんで、していくことになります。そして、場所について、これも前に私のほうもいわゆる新しく医師が確保できた場合は、場所の移転も検討したいというふうに申し上げました。この中でやっぱりある程度の利便さと申しますか、どこの場所にする、場所にもよりますんで、そこら辺もそのときに検討する中でいろんな市民の方とも御相談申し上げながら、そういった場所も確保できるというふうな、これから市民の皆様もぜひともそういうふうな新しく、安心してくれというふうな御要望ございましたら、私どもは検討する、検討はぜひともしたいというふうに考えていますんで、どうぞよろしくお願いします。 ○議長(大浦忠司君)  西谷議員。 ◆20番(西谷清君)  ありがとうございました。 控室のことについて配慮いただいとるということで、やはりそれがないと、どうもやっぱり使い勝手が悪いといいますか、不便な点が出てこようかと思いますので、今部長言われたように、私も2階の部分、どこか片隅ということも考えてもおりましたが、あの1階の資料室を通って、その奥に旧東祖谷山村の教育委員が使ってた部屋も、今書庫かなんかになっとるんじゃなかろうかと思いますが、そこもあります。あそこは現在教育委員会が管理をしておると思いますので、現場も見たり、また教育委員会と協議して、適切な場所においてぜひともこの控室については確保をお願いしたいと思います。 今、常駐医師の確保ちゅうことも御答弁いただきました。努力をしていただいていることと思いますが、あそこがとりあえず12月から改修して、あそこでもいいじゃないかということにもなる可能性もあろうかと思います。医師が確保できて、あそこでいいんであれば、特に支障を来さないんであれば、それでもいいでしょうけど、できましたら独立した診療所というのがいいんじゃないかと思いますので、なお続けて常駐医師の確保にむけて全力で御努力をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。 山子議員。 ◆22番(山子凱雄君)  直診の2,832万円に関係してお尋ねしますが、今お話しにあったように、大体概要はわかりましたけれども、東祖谷の診療所を開設することによって、直診の診療所が3つ、大歩危、西祖谷、東祖谷とこれで開設になるわけでありますけれども、やはり何といっても医師の確保、これが難しい中で、とりあえず週3日ということで東祖谷開設するそうでありますけれども、今大歩危、全日週5日、診療いたしておりますけれども、これを1日削って、週4日にして、1日を東祖谷ということと、それから西祖谷から診療に当たる、あるいは三好病院から派遣されると、こういうことで体制をつくるんだろうと思いますけれども、やはりそうした中で医師を確保という中で、三好病院から今派遣を、西祖谷へも当然時々派遣されとると思うんですけれども、ずっとこの状態が続くと思うんです。なかなか厳しいと思うんですけど、大歩危診療所の場合は現状の状況からして、週4日になってもそれはやむを得ないし、それでも何とかいけるだろうと、そういう判断はするわけでありますけれども、県立の三好病院の場合、これは例えば向こう5年間派遣してくださいよという形、そういうことになっておるのか、あるいはもう確保ができたら、その時点でもうそれでいいですよということで、そういうところなるんだろうと思うんですけれども、安定的に県立の病院から派遣をしていただくという、そういう取り決めという、そこらあたりはどのようなことで取り決めをされとるんかどうかということ、これが第1点と、それから三好市には三好市の医師会というな団体がありますけれども、かつて大歩危診療所開設に当たって、議員も医師会側との先生方とも協議をした経緯がございます。なかなか医師会の中で、それぞれかわって派遣していただくということは難しかったわけでありますけれども、医師会のほうから派遣をしていただく、そういう体制とそれから市立三野病院があと一人何とかならないかということで中西委員長、いつお考えしてもそういうことを希望されておりますけれども、なかなか厳しい状況にありますけれども、市立三野病院に医師が確保ができたら、そこからも派遣するという体制がつくれると、いわゆる自前の三好市内の市の抱えとる自前の医師が東祖谷へも当然派遣できると、こういうことに体制がなると思うんですけれども、そこらあたりなかなか難しい問題があるんですけれども、当面今の状態でつなぎながらということであろうと思うんですけれども、やはり安定的な確保の中で県立の病院との関係が、どのような話がこれまでになされておるんか、そこらあたりちょっとお尋ねしたいと、いかがですか。 ○議長(大浦忠司君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(大西道夫君)  医師の派遣の件でございますけども、三好市のいわゆる僻地医療と申しますか、西祖谷診療所につきましては、これは県のほうから派遣医ということで、今自治医科大学の卒業された医師が派遣をして回ってございます。これも大体県のほうに来年度の医師派遣について、もちろん要請もするんですけども、ヒアリングがございまして、昨年の要求にも2名の一応医師派遣ということを要求をしてございました。結果的に1名は派遣はできるというのかするけど、2名はもう無理ですということをはっきりお答えをされた経緯がございます。 そして、昨年から東祖谷の診療所というんですか、東祖谷の無医地区というふうな併用をするという話を聞く中で、そこは前の西祖谷の診療所長でありました先生とか、今現在の所長、この方が非常に心配をしてくださいまして、医師どうするのかという中で、その中でいわゆる三好病院のほうにどうだろうかというふうな相談をしていただきました。その中で今の現在のところ、三好病院からは1名はことしの分に限って、これは大丈夫だろうというふうに私は聞いてございますけども、これも来年の医師の配置というのがございまして、当然として三好病院も県立病院も医師の交代とか何かがあると思います。その中の体制によって、それが最悪の場合、もうできんかもわからんというふうなこともなり得るのかなというふうな懸念はしてございます。 そして、三野病院のほうも、今現在の医師の体制ではちょっと派遣は無理だというふうにお聞きしてございますんで、そこの点も三野病院のほうも医師の確保ができたら、それはある程度の応援ができるというふうに私は思ってはございます。 それから、東祖谷の件に関しまして、もちろん三好市の医師会ございますんで、ほれから大野地区の診療所に関しまして、この辺もひっくるめて医師会の先生方には御相談も申し上げたり、応援というんですか、それらも依頼はしてございます。ほういうなことで、そして私どものほうもできれば自前の医師が確保できるということは、僻地の祖谷とか山城地区の方の医療が守れるということがございますんで、この確保については私も全力をもって、その確保に向いて動いていますんで、ひとつ御理解をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(大浦忠司君)  山子議員。 ◆22番(山子凱雄君)  それじゃあ、市長にお尋ねしますけれども、3つの診療所、西祖谷の場合はこれは決算内は黒字でありますので問題ないんですけれども、大歩危診療所の場合、それからこれから開設に当たる東祖谷の場合も、なかなか収支は伴いがたいという、そういう状況になることは間違いないと思うんですけど、これは診療所の場合は調整交付金が、欠損の場合の調整交付金、これは一定の限度額があるわけでありますけれども、出ますんで、そこら一般会計からということになりますけれども、市長はかねがね県議時代から僻地医療、無医地区の解消ということにも非常に関心を持っておられて、そして今現に市長でありますが、これから先もこの3つの診療所、経営がいかにどうであろうとも、やっぱり僻地のそこに人が住む限り、僻地診療という形でやはり市としてはほうっておけない問題であるし、同時にまたこれから力を入れて、それを救済していかなければならないと、こういうこれは行政の最も大事な責任でありますけれども、今後より診療所の内容、医療施設、整備、そこらあたりも、やはり国の動向等を踏まえてしっかりと対応していただいて、充実していただくと同時に診療所の医師の確保に当たっても、ひとつ市長みずからその御努力いただいてはいるんですけれども、市長の所見を伺いたいと思います。いかがですか。 ○議長(大浦忠司君)  市長。 ◎市長(黒川征一君)  部長、課長のほうから御答弁があったように、大変厳しい環境にある中で、県の医師会、三好の市の医師会の応援をいただいて、東祖谷、東クリニックの後の閉院後の診療所を開設に向けて奮闘している状況でありますが、もう少し言えば県の医師会長が西祖谷の診療所のほうに今応援に来ていただいているという状況もあるわけでありまして、本当に多くの皆さんのお支えがあって、御理解があって、東祖谷の地区の無医地区にさせない取り組みができつつあるというのは実態でありまして、そうした意味でこれからもしっかりと市民の命と暮らしを守るために直診3カ所、そして多くの皆さんの気持ちを大切にする診療所が運営できるように奮闘したいと思ってます。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。 美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  聞いておりますと大変な御苦労されてると思うんですが、東クリニックの後をとりあえず設備をお借りしてという、市のものでしょうから、そのまま使えるということなんでしょうが、1つ、レントゲンの設備は使えるんでしょうかね、それが一つ、それから火、水、金と週3日の診療でしたら、来ていただける患者さんを何人ぐらい予測されておるんでしょうか、それで調剤薬局にお願いをするとしても、よその調剤薬局が来て、週3日しか仕事がなくて、1日何人の調剤料を薬剤料ですね、これがあるのかということが大変重要なポイントになってこようかと思うんです。 今のお話を聞いてると、どうもとてもじゃないけど、外部からは来てくれんだろうなというふうに思うんですが、最終そうした場合に薬剤師や看護師を一定ふやして派遣するというような体制が必要でなかろうかと思いますが、そういうことをやっぱり予想しておいていただきたいと思うんですが、その調剤薬局でしたら、プレハブをつくれば事が解決する問題ではないだろうと思うんですね。事務職員にしても、臨時で医療事務だけやればいいのかというと、そうではないだろうし、看護師も1人非常勤を西祖谷の若宮荘の方を派遣しておくとしても、これもっと1名ぐらいはやっぱりちゃんとふやしておかないと、看護師が診療介助したり、薬剤業務もするんかどうか、まだわかりませんけれども、体制が整っておかないと、医師が月、水、金と今のような状態でしたら、大変厳しい中で日がわりのように来ていただいた医者が本当に診療しやすい環境をつくり上げなきゃいけないのに、その体制も不十分だろうなという感じがいたしますが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(大浦忠司君)  保険医務課長。 ◎保険医務課長(大西順一君)  保険医務課長の大西でございます。よろしくお願いいたします。 美浪議員さんの1点目の東クリニックのレントゲンは使えるのかということでございますが、老朽化しておりまして、使えないということで東クリニックの先生からは聞いております。 それで、1日の大体人数ですが、患者数1日10名当たりを想定してございます。 それと、薬剤師派遣とか、現在のスタッフの体制でございますが、基本的に一日も早く診療所を開設するということが前提にございまして、実際に正式な運用と申しますか、伝習館のほうに改修工事ができた段階では、当然レントゲンとか、もろもろの器具もきちっと入ってこようかと思います。当面の間、薬剤師とかそういうものにつきましては、今医師の労働力を減すということで、調剤薬局をしてくださいというようなお話から、県のほうからもございますので、この件につきましては調剤所は現在もうどうしても会員の時点でそういう調剤薬局が来ていただけないとかという話の場合にはもう最悪処方箋を出して、西祖谷の調剤薬局かどこか行っていただくことを想定せざるを得ないということでは考えております。それで、27年度に伝習館できちっとした施設ができた段階につきましては、スタッフと再度検討いたしまして、調剤の件につきましてもしかりですが、再度検討していきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(大浦忠司君)  美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  レントゲンは使えない、レントゲンは撮れないということでして、それから予測している1日の患者数が1日、午前午後含めて平均で10名ということでしたら、全員投薬をするとしても、10人の薬をつくって、しかも月、水、金と週3日しか営業なくて、それで来てくれる調剤薬局の薬剤師さんはいませんから、これはやっぱり市として、市民病院、三野病院あたりから薬剤師をこういった点で派遣をするか、やっぱり看護師をその分、薬つくる人を派遣してやらないといけないだろうと思います。処方箋で紙を渡して、京上で紙だけもらって、また西祖谷の一宇まで行かないかんというんでは、これは東祖谷で薬もらえんわけですから、あんな公共交通機関も少ないし、高齢者だけの世帯が多い中で全く役割を果たさないんです。そうすると、一旦開設しても、薬が西祖谷へ処方箋持っていかなかったらもらえんということであれば、東祖谷の京上へ来ません、患者さんは、これ。だから、医者をせっかく月、水、金と配置しても、患者が来ないということになりますから、住民の要望に要求に沿ったものではないわけです。こういうのを見ると、実際にやるんであれば、調剤薬局が外部から来てもらえないとしたら、やっぱり自前で薬をつくると、こういうことがもうスタートのときから必要なんです。やっぱりそれはちゃんと構えしてやらないと、住民の要望に応えることにはならないと思います。検討してください。 ○議長(大浦忠司君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(大西道夫君)  美浪議員からいろいろ御指摘を受けましたけども、まず今の西祖谷の診療所の現状が東祖谷の市民の方の患者さんも相当数来ているように聞いてございます。その中で、課長のほうから10人程度というふうな予測もしとんですけども、これは恐らく今の現にある民間の病院の方の患者数かもしれませんけども、東祖谷の方が西祖谷へ行っきょった方が、今はまだ東祖谷のほうですね、そこでまた診療を受けるというふうなことも考えられます。 そして、いわゆる調剤薬局でございますけども、もちろん薬局、調剤が来ていただけないとなれば、これはもう当然として診療所のほうでいわゆる調剤ですね、調剤せないかないというふうに私思ってございます。しかしながら、私どももこういうふうな計画をする以上、ある程度の調剤薬局さんと御相談も申し上げてございますんで、それから調剤薬局、言われる1日10人の患者さんがおれば、それはどうにかというんですか、いけるだろうということでございますけども、週3日となればこれは薬局さんのほうもかなり苦しい面もあろうかと思いますけども、私もどちらかというたら、ボランティアというのはおかしいんですけども、ほれを覚悟っていうんですかね、ですからその件に関しまして、私どもも来ていただくという思いの中でいわゆるプレハブも用意をしたい、して少しの軽減もというふうに考えてございますんで、そのような方向で進んでいくんではないかなというふうに私は感じてございます。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、質疑を終了いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております議案第67号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  異議なしと認め、議案第67号は委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、議案第67号の討論を終結いたします。 これより議案第67号 平成26年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。        ────────────────────── △追加日程第5 発議第2号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について ○議長(大浦忠司君)  続いて、追加日程第5、発議第2号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 13番美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書(案)。 我が国において、ウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは肝炎対策基本法や特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっている。 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在肝炎治療特別促進事業が行われているが、対象となる医療がB型・C型肝炎の根治を目的としたインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数に上る。特に肝硬変、肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困難を来している。さらに障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準は、患者の実態に沿ったものとなっておらず、生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。 特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法においては、とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援のあり方について検討を進めることとの附帯決議がなされた。しかし、国においては肝硬変、肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について、何ら具体的な措置を講じていない。肝硬変、肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援の実現は一刻の猶予もない課題である。よって、本議会は下記事項を実現するよう強く要望する。 1、ウイルス性肝硬変、肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。 2、身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準を緩和し、患者の実態に応じた障害者認定制度にすること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成26年9月24日、徳島県三好市議会議長大浦忠司。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣。 ○議長(大浦忠司君)  次、言うてください、発議の。 ◆13番(美浪盛晴君)  発議第2号でありますが、この提出者は三好市議会議員美浪盛晴。賛成者、三好市議会議員伊丹征治、古井孝司、平田政廣、天羽強、西内浩真、三木和弘でございます。 ○議長(大浦忠司君)  以上で提出者の説明が終わりました。 これより発議第2号に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  質疑ないようですので、発議第2号に対しての質疑を終了いたします。 お諮りをいたします。 ただいま議題となっております発議第2号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認め、発議第2号は委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、発議第2号の討論を終結いたします。 これより発議第2号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。        ────────────────────── △追加日程第6 発議第3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出について ○議長(大浦忠司君)  続いて、追加日程第6、発議第3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 11番天羽議員。 ◆11番(天羽強君)  発議第3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出について。 この議案を別紙のとおり、三好市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 平成26年9月24日、三好市議会議長大浦忠司殿。 提出者、三好市議会議員天羽強。賛成者、三好市議会議員伊丹征治、同じく古井孝司、同じく平田政廣、同じく美浪盛晴、同じく西内浩真、同じく三木和弘でございます。 それでは、意見書を読み上げて提案をしたいと思います。 「手話言語法」制定を求める意見書。 手話とは、日本語を音声でなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語である。手話を使う聾者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきた。しかしながら、聾学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があった。 2006年12月に採択された国連の障害者権利条約には、手話は言語であることが明記されている。障害者権利条約の批准に向けて、日本政府は国内法の整備を進め、2011年8月に成立した改正障害者基本法では、全て障害者は可能な限り言語(手話を含む)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されると定められた。 また、同法第22条では、国、地方公共団体に対して情報保障施策を義務づけており、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考える。よって、本市議会は政府と国会が下記事項を講ずるよう強く求めるものである。 手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした手話言語法(仮称)を制定すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 平成26年9月24日、徳島県三好市議会議長大浦忠司。提出先、内閣総理大臣。 以上です。 ○議長(大浦忠司君)  提出者の説明が終わりました。 これより発議第3号に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 中議員。 ◆8番(中耕司君)  先ほどの発議第2号は、衆参両議長に対して意見書を送っておりますが、この発議書は内閣総理大臣だけになっております。意見書の内容は、政府と国会が下記事項を講ずるよう強く求めるとするんであれば、衆参両院議長にもこの提出をするべきではないかと思いますが、どうしてこのように内閣総理大臣だけなんでしょうか。 ○議長(大浦忠司君)  天羽議員。 ◆11番(天羽強君)  確かに、中議員の言われるように、衆参両院議長に対しても提出をすべきだというふうなことは十分に理解はできますが、手話言語法という法律の制定で、内閣のほうでこの法律の制定の提出を国会に出していくというのが通常の手続というふうに考えましたので、内閣総理大臣のみに提出先を絞ったということでございます。 ○議長(大浦忠司君)  ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、発議第3号に対しての質疑を終了いたしました。 お諮りをいたします。 ただいま議題となっております発議第3号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認め、発議第3号は委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  ないようですので、発議第3号の討論を終結いたします。 これより発議第3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 以上で追加議案の審議は終了いたしました。        ────────────────────── △追加日程第7 議員派遣の件 ○議長(大浦忠司君)  次に、議員派遣の件についてを議題といたします。 お諮りをいたします。 お手元に配付の議員派遣一覧表のとおり、議員の派遣を許可することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大浦忠司君)  御異議なしと認めます。よって、本案は議員派遣一覧表のとおり議員の派遣を許可することに決定をいたしました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、平成26年度三好市議会9月定例会議散会に当たりまして、市長から御挨拶がございます。 市長。 ◎市長(黒川征一君)  9月定例会議の散会に当たりまして御挨拶を申し上げます。 今期定例会議は、今月1日の開会以来、本日までの24日間の会議期間でございまして、議員皆様方におかれましては、提案いたしました案件につきまして、熱心に御審議をいただき、それぞれ御決定、御賛同を賜りましたこと、まことにありがとうございます。 審議を通じまして、皆様からお寄せいただきました貴重な御意見、御提言は真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かせるよう、職員とともに取り組んでまいる所存でございます。 さて、さきの9月3日に発足いたしました第2次安倍改造内閣において、内閣府特命担当大臣として初の入閣となりました地元出身の山口俊一代議士に対し、改めまして心からお祝いを申し上げます。政治経験豊富な地元出身の大臣ということで、このたびの御就任を大いに喜び、また非常に心強く思っております。世界的な知の大競争時代が幕をあけ、グローバル競争の激しさが増す中、イノベーション先進国を目指す我が国では経済政策とともに科学技術イノベーション政策はこの国の未来の形を決めていく大きな鍵となるものであると考えます。次代を担う子供たちのあすを切り開くためにも、ぜひともこれまで培われた豊富な御経験を生かされ、我が国の経済再生の原動力として、また持続的成長実現にその手腕を発揮されますことを御期待申し上げます。幅広い分野でのお取り組みとなりますが、体調には十分御留意されまして、今後ますますの御活躍を心から願うところでございます。安倍首相は今月29日に召集されます臨時国会について、地方創生国家にいたしたい、またその意気込みで臨むとも述べられ、地方、地域の活性化に向けた関連法案の処理に最優先で取り組む、その考えを示されております。私も全国市長会の少子化対策子育て支援に関する研究会やまた全国の市町村長らで構成する人口減少に向かう自治体連合会への参加のほか、意欲ある他の団体と連携いたしまして、我が三好市を消滅させてなるものかとの精神のもと、課題解決に向け取り組んでまいりたいと考えております。 終わりになりましたが、秋分も過ぎ、市内では朝夕肌寒さを感じるようになりました。季節のかわり目は体調を崩しやすい時期でございます。議員皆様におかれましては、御健康に御留意いただきますとともに、ますます御活躍されますようお祈り申し上げまして、散会の御挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(大浦忠司君)  市長の御挨拶が終わりました。 平成26年三好市議会9月定例会議の散会に当たり、私からも一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会議は、去る9月1日開会以来本日まで24日間にわたり、平成25年度の決算認定、平成26年度一般会計補正予算や条例、一般質問など、当面する三好市政の諸案件について御審議をいただきました。この間、議員各位並びに市長を初め執行機関の皆様方には、常に真摯な態度をもって審議に御協力をいただきましたことを議長として厚く御礼を申し上げます。 執行機関の皆様方には、今期定例会議を通じて議員各位から述べられた意見、要望等につきまして、今後の三好市政の執行に際し、十分反映されますよう要望いたしておきます。 終わりに、これから日増しに秋は深まってまいります。朝夕はかなり冷え込む日もあり、体調管理も難しい季節でありますが、皆様方におかれましてはくれぐれも健康に留意され、御活躍されることを心よりお祈りを申し上げ、散会の御挨拶といたします。ありがとうございました。 以上、定例会議に付された事件は全て終了をいたしました。 これをもちまして平成26年三好市議会9月定例会議を散会いたします。 皆様、長時間にわたり大変お疲れさまでございました。ありがとうございました。            午後2時01分 散会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。            三好市議会 議 長            三好市議会副議長            三好市議会 議 員            三好市議会 議 員...